FP3級のお勉強①
ファイナンシャル・プランニングと倫理・関連法規
1. ファイナンシャル・プランニングと倫理
①顧客の利益優先
顧客の立場に立ち、顧客の利益を優先したプラニングを行う。
プランニングの内容や意図を顧客に十分に説明し、顧客の理解や判断に異なりがあるときはそれを修正する。
②秘密の保持
顧客から得た個人情報は、顧客の許可なく第三者に漏らしてはならない。ただし、FPの業務上必要な場合、顧客の許可があれば問題ない。
2. ファイナンシャル・プラニングを関連法規
FP業務は、法律・税務・保険など様々な分野にわたるが、弁護士・税理士・保険募集人などの資格を持つ専門家でなければできない業務がある。当該業務は有償・無償を問わずそれぞれの資格がなければ行うことができない。
FP業務と弁護士法
前後し資格を持たないFPは、法律判断や法律事務を行ってはならない。
FP業務と税理士法
税理士資格を持たないFPは、税務相談や税務書類の作成を行ってはならない。
FP業務と金融商人取引法
金融商人取引業者として内閣総理大臣の登録を受けていないFPは、投資判断の助言や顧客資産の運用を行ってはならない。
FP業務と保険業法
保険募集人の資格を持たないFPは、保険の募集や勧誘を行ってはならない。
※それぞれの資格がなくても一般的な説明はできる。
それから、特別な資格が必要ない公正証書遺言の証人や任意後見人になるのはOK
続きは次回となります。